令和元年第2回定例会において、重要な議案が可決された。
この日の会議では、議案第38号の令和元年度結城市一般会計補正予算と議案第39号の改正条例が中心となった。議案第38号は、プレミアム付商品券事業に重要な資金を割り当てている。
総務委員長の安藤泰正氏は、議案を賛成多数で通過させることを報告した。これに対し、平陽子議員は反対討論を行い、消費税増税の影響とプレミアム付商品券事業の効果に疑問を呈した。
平議員は、増税が景気に与える影響を分析し、「消費税増税に反対する声は高まっている」と警鐘を鳴らした。また、過去のプレミアム付商品券の事業実績に触れ、その効果に疑念を示した。一方で、総務委員会は議案第39号も全員一致で可決した。
一方、教育・福祉委員会では、教育委員会の委員選任についての審査も行われており、こちらも全員一致で可決された。
また、閉会中の所管事務調査についても議題に上がり、異議なく決定された。市長の前場文夫氏は、定例会の閉会に際し、市政運営に対する議員のご意見を反映させる考えを述べた。新庁舎建設やエアコン整備が順調に進んでいることも報告し、地域イベントへの参加を呼びかけた。
今後、結城市では「ホタル祭り」や「結城夏祭り」などの行事が予定されている。市長は、自身の選挙についても言及し、議員たちに協力を求めた。定例会は無事に終了し、次回の議会運営にも期待が寄せられている。