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コロナ禍における教育と避難所の課題が浮き彫りに

結城市の議会では、学校再開や避難所対策、特別定額給付金について多くの意見が交わされた。
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6月5日、令和2年第2回定例会が開かれた。議題には新型コロナウイルスに関連する様々な問題があり、各議員が質問に立った。

最初に、黒川充夫氏からは新型コロナウイルス感染防止対策について質問があった。彼は学校休校に伴う学習支援や、児童虐待、さらには9月入学の移行について意見を述べた。黒川氏は学校再開後のオンライン授業の状況についても言及。

教育部長の飯田和美氏は、分散登校の実施状況を説明。小学校では各学級を2分割し、通学班ごとの登校を実施していることを明かした。また、中学校も午前・午後の二部制で行う方針。オンライン授業については、現状では実施が難しい状況であり、授業動画を配信する取り組みを行っていると述べた。

平陽子氏は、感染症と自然災害の複合的な危険性について警鐘を鳴らし、避難所の感染症対策について尋ねた。市民生活部長・瀬戸井武志氏は、災害時に複数の避難所を開設し、感染防止策を講じる方針を示した。さらに、避難所での感染防止のため、間仕切りテントの導入についても検討していると強調した。

秋元勇人氏も新庁舎工事の進捗について質問。総務部長の小野澤利光氏は、COVID-19の影響で工事が縮小されていること、及び工期が延長される見込みであることを明らかにした。工事現場では作業員の人数を制限し、感染防止策を講じている。

タキザワ利明氏が提案した特別定額給付金については、申請手続きが順調に進んでいることが報告され、様々な新型コロナウイルスに関連する支援策が紹介された。市長である小林栄氏は、早期の給付金支給を約束し、高齢者や障害者への支援を手厚くする考えを示した。

議会は、特に学校教育の遅れや避難所での対応についての内容に多くを割き、緊急の支援策を探る姿勢を見せていた。今回の会議は、様々な課題を解決し、地域における教育環境や安全体制を強化する重要な一歩となるだろう。

議会開催日
議会名令和2年第2回結城市議会定例会
議事録
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