令和元年結城市議会第2回定例会が、令和元年6月13日に開会した。
本定例会では、会期の決定に始まり、地方自治法に基づく報告や議案が上程され、多くの議員の質疑が行われた。
市長の前場文夫氏は、開会に伴い諸般の報告を行い、結城さくら祭りや結城蔵美館5周年記念事業について説明を行った。また、国民健康保険に関連する事情についてもお詫びの言葉を述べている。
主な議題としては、報告第1号から報告第5号までの専決処分についての質疑が行われ、特に報告第4号の国民健康保険税の賦課限度額の引き上げが話題となった。市民生活部長の飯島敏雄氏は、基礎賦課額が引き上げられたことにより、軽減判定所得の規定が変更された旨を答弁した。
また、一般会計補正予算に関する議案第38号の質疑において、教育課程研究指定校事業についても注目された。平陽子議員は、教育現場への影響を懸念し質問を行った。
議案はそれぞれ審議され、報告第1号から第5号及び議案第40号が承認された。特に、議案第39号に関しては国会議員の選挙に伴う報酬改定が提案されたが、各所管委員会に付託されることとなった。また、結城市教育委員会委員の選任に関する選任第6号も報告された。
このように、定例会の中で議事が進行し、様々な議題が活発に議論された様子がうかがえる。最終的に、次回の会議は6月14日午前10時から開催される。