コモンズ

結城市議会、令和5年度一般会計補正予算を可決

結城市議会は、令和5年度一般会計補正予算を全員一致で可決。女性委員の選出やマイナンバーカードの問題が議論に上る。
記事公開日:
議会開催日:

令和5年6月27日、結城市議会では第2回定例会が開催された。

議事日程には、議案や選任について多くの案件が並んだ。特に注目されたのは、令和5年度結城市一般会計補正予算(第2号)である。

総務委員会の土田構治委員長は、執行部からの説明後に質疑が交わされ、各委員から意見が出されたことを報告した。結果として、この予算案は全員一致で可決される見通しである。

しかし、補正予算の中には、マイナンバーカードに関連した予算が含まれており、これに対する質疑も行われた。反対意見を述べた平陽子議員は、マイナンバーカードの導入に伴う様々なトラブルを指摘し、国民の信頼は損なわれていると危惧した。

さらに、教育・福祉委員長の石川周三氏は、教育委員会の委員の選任に関しても報告を行った。特に注目されたのは、女性の委員の選出に関する議論であった。鈴木良雄議員は、農業委員会の選出において女性委員が一人もいない現状を憂慮し、関係者に対して改善を求めた。これに対し、上野豊議員は、今回の選任において提案がなかったことを説明し、次回には女性委員の選出を促す考えを示した。

最終的に、令和5年度の補正予算の附帯決議についても議論が行われた。土田構治議員は、給食費の無償化に関する動議を提出したが、賛成少数で否決された。小林栄市長は、今後の市政運営について、市民の声を反映させる必要性を強調し、円滑な議会運営への感謝を述べた。市民生活の安全と安定を図るために、執行部の努力が求められることは明らかである。議会は今後どのように市民の期待に応えていくのか、新たな展望が求められる。

議会開催日
議会名令和5年第2回結城市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事全体が会議録の内容に基づいており、主要な議題が正確に反映されているため。
説明文の評価descriptionは会議録の重要な情報を簡潔にまとめており、内容的に適切であるため。
本文の評価main_contentsは会議録の内容に基づいており、発言者の意見や議事の進行が正確に記述されているから。

茨城県結城市の最新記事

県西地区の最新記事

下妻市五霞町八千代町古河市坂東市境町常総市桜川市筑西市 の最新記事です。