令和3年結城市議会第2回臨時会が2021年5月21日に開かれました。
これは、新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための重要な会議です。
今回の会議では、特に令和3年度の一般会計補正予算が焦点となり、議員たちの討論が交わされました。
市長の小林栄氏は、一般会計補正予算に関する提案説明を行い、特に低所得の子育て世帯への支援に関連する施策が強調されました。
報告第1号から第4号までの専決処分については、一括上程され、質疑を経て全て承認されています。
秋元勇人議員が質疑の中で、桐箱朝市実行委員会への支援について具体的事業内容を問いました。
企画財務部長の鶴見俊之氏は、地域活性化を目的としたイベントであり、短冊づくりや地元農産物の販売を予定していると答えました。
また、プレミアム付商品券事業についても、経済環境部長の飯島敏雄氏が詳細を説明しました。
今回の発行冊数は5万冊で、前回よりも増加しており、議員からは利用者層の幅を広げるための工夫を求める意見が出ました。
更に、各常任委員会及び議会運営委員会の選任については承認され、議長及び副議長の選挙も行われました。
早瀬悦弘氏が新たに議長に就任し、大橋康則氏が副議長に選任されています。
新型コロナウイルスに関する国の対策も影響し、地域の医療体制やワクチン接種の状況について市長からの報告が行われました。
市民へのワクチン接種が進む中、今後の経済活動の支援が議会では引き続き議題となる見込みです。