古河市の定例会では、補助金の交付や給付金に関する報告と質疑が行われた。
議員からは、各種団体への補助金交付の基準や、その適正な使用について厳しい質問が投げかけられた。
特に、補助金交付の基準に関して、野沢好正企画政策部長は、「古河市補助金等交付規則に基づき、細かな基準が設定されている」と述べ、交付要綱の存在を強調した。
また、交付団体から提出される決算書や事業報告書については、内容の精査が行われており、文面だけでなく細かなチェックがなされることを確約した。
さらに、次年度の補助金申請のタイミングについては、「年度末の締切に伴い、厳格に運用されている」と回答し、市民の理解を得るための情報提供に努めるとした。
その後、針谷力市長は臨時特別給付金の誤支給に関する質疑についても言及。山口県阿武町の事例を踏まえ、「市役所内での確認体制の強化が求められる」と語った。また、誤支給の発覚後の対策として、確認シートの導入や担当部署間の情報共有を進めていると説明した。