令和元年古河市議会第3回定例会では、財務に関する多くの議案が審議された。
主な議題には、令和元年度古河市一般会計補正予算や森林環境譲与税基金条例の制定、
水道事業会計に関する補正予算が含まれている。
議案第80号の一般会計補正予算は、生活道路改善や消防団家族への報償費を削減する中で、
市民生活への配慮を求める意見が出され、討論において各議員の発言が活発に交わされた。
特に、秋庭繁議員は補正予算の修正に対して賛成の意を述べ、市民の不安を解消する重要性を強調した。
また、福祉や保健に関する条例の改正が求められ、市内の保育士の不足問題や
general,企業主導型保育の問題も議論に上がった。各議員は待機児童の現状について、
特にゼロ歳児から2歳児の待機児童が多いことを挙げ、
市としての責任を果たす必要性を強調している。
針谷市長は、これらの議案に対し、慎重に意見を取り入れつつ行政運営を行うと約束した。
特に森林環境譲与税に関する議論では、
市民税増税の懸念が示される中、国が掲げる環境政策の実施と地方財源の確保のバランスをどう取るかが焦点となった。
このほか、陳情や請願に関しても、それぞれの委員会が審査を行い、
特に教育関連の請願については議会がその重要性を認識していることが示された。