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筑西市議会が地域資源活用や福祉施策を検討

筑西市議会では、地域資源の活用や圃場整備、健診センター設立などが議論され、市民の期待に応える施策が進められることを確認した。
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筑西市議会は令和5年3月3日、定例会を開催した。ここでは赤城正德議員がさまざまなテーマについて市の施策を問いただした。

地域資源の活用に関しては、赤城議員が宮山ふるさとふれあい公園周辺と、黒子東叡山千妙寺を観光地として活用することを提案した。彼は、両者の観光地化を進め、バスのアクセスを提供することにより、地域振興につながると述べた。そこで、赤城議員は、「バスの駐車場を元の診療所跡に設置すれば良いのではないか」と意見を呈した。また、市内の地域資源を組み合わせることで、訪れる人々を惹きつける魅力的な観光地をつくることができるとの考えを示した。

次に、圃場整備事業の状況について赤城議員は、井出蛯沢堰土地改良区や伊讃美ケ原記念揚水土地改良区の進捗状況を尋ねた。市の農業を取り巻く環境について言及し、農業の担い手不足や農産物価の低下にも触れた。これに対し、横田実経済部長は現在の圃場整備状況について、国の採択を受けた工事の進行状況を説明した。

茨城県西部メディカルセンターの健診センターについても言及された。赤城議員は廣澤精機製作所からの大規模寄附に対し、「市として感謝の意をどう表すのか」と質問し、市長須藤茂氏は意義を強調し、寄附者の意向を尊重しながら計画を進める考えを示した。健診センター建設についての今後の展望やその名称についても議論された。

最後に、生活道路の補修について赤城議員は、要望にあたる件数や施行状況を報告してほしいと求めた。土木部長の阿部拓巳氏は、要望実績として1,037件あったことを述べ、その内訳として890件の補修を実施したと説明した。市は引き続き、要望に基づく整備を進めると約束した。議会終了後、議員たちは市の施策に対する市民の要望を引き続き受け止める姿勢を示していた。

議会開催日
議会名令和5年3月筑西市議会定例会
議事録
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