令和4年9月8日、筑西市議会の定例会が開催され、一般質問が行われた。
まず、工業団地について、赤城 正德議員が新たな工業団地の必要性を指摘。筑西市には、現在9か所の工業団地があり、227ヘクタールの立地面積に72社が集積していると須藤 茂市長が説明。赤城議員は、上野地区に100町歩の新工業団地の構想を提案し、市長にその具体化を強く要望した。
次に、県道大塚・中根線の工事進捗状況について言及。赤城議員は工事が進んでいることを認識しながらも、未整備な800メートルの区間が存在すると指摘。この区間の早急な整備が地域の利便性向上に寄与することを強調した。
さらに、筑西幹線道路の整備計画についても尋ね、須藤市長はこの道路整備が県内外の生産物流集積を促進し、地域経済発展にも寄与するとの見解を示した。
また、TX(つくばエクスプレス)の延伸について、赤城議員は筑波山までの延伸を要望。須藤市長は、つくば市との連携が重要であると述べ、延伸のための勉強会を通じた検討を進める意欲を伝えた。
最後に、小貝川徳持堰の改修についても質問があり、市長と各部長は事業化の必要性を認識し、進捗を確認し合いながら、関係機関との協力に努める意向を示した。