加東市の中心市街地活性化に向けた取り組みが注目されている。
多くの市民が待ち望むイベントの開催に関して、産業振興部長は「新型コロナウイルス感染症に係る兵庫県対処方針に基づき、適切な感染対策を講じます」と述べた。
また、学校行事についても、感染状況に応じた参加人数制限を行いながら、柔軟な対応をする方針を示した。
公共施設全体のトイレの洋式化に関して、自社庁舎や各種教育施設では洋式化の進展が見られるものの、未だ和式トイレが多く残っている。
特に、夕日ヶ丘パークゴルフ場や滝野総合公園のトイレは、老朽化やバリアフリーの観点からも早急な改善が求められている。技監は「今後の予算要求において、洋式トイレの設置を目指します」と説明。
介護保険制度に関し、福祉用具購入や住宅改修における受領委任払い制度の導入が急務とされる。
低所得者や高齢者に負担を強いる現在の償還払い制度では、年金受給者の大きな負担となっている。健康福祉部参事は「受領委任払い制度の可否を検討中で、早期の導入を目指します」と述べつつ、慎重に進める必要性も強調した。
中心市街地の拠点形成においては、周辺の商業施設誘致も一つの課題であり、市側は民間活力の活用を積極的に検討していく姿勢を示した。特に、バスターミナル周辺の整備が今後の地元商業活性化に繋がる期待が寄せられている。
また、ブランド戦略において、地域の特性に基づいた戦略づくりが求められている。
行政文書には「山よし!技よし!文化よし!」というキャッチフレーズや市役所の認知度向上を図る方針が示されているも、これらを実行に移せるかは別問題で、各課において具体策が講じられる必要がある。