令和5年第124回定例会が令和5年12月4日に開会された。
本会議には14名の議員が出席し、会期が本日から12月22日までの19日間と決定された。清水俊博議員、門脇保文議員が会議録署名議員に指名された。議長の挨拶では、町民生活への影響が依然として大きいコロナウイルスの影響を受けながらも、日々努力を重ねてきたことが強調された。
吉田一四町長の冒頭発言でも、令和5年度に施行される条例や補正予算案が数多く提案されていることが伝えられた。特に、国民健康保険税条例の一部改正案や、公園の管理運営を見直す条例案など、9つの議案が上程された。今期も課題となる人口減少の中、各議案の審議が進められることとなる。
行政報告では、役場内の女性職員で構成される女性防災チームが設立されたことが報告された。これにより、防災や災害時の対応に女性の視点を取り入れる動きが強化される予定である。この女性防災チームが各集落でも防災リーダーを育成し、地域全体での防災意識向上に貢献することが期待されている。
町長はまた、生涯学習まちづくりプラザの愛称が「あすみる」に決定したことを発表した。この名称には、「明日を見据えて学び、集まり、笑顔あふれる町へ」という思いが込められており、町議会としてもこの施設を通じて住民福祉の推進に努めると述べた。