令和6年第126回定例会が6月21日に開催され、多くの重要案件が審議されました。
本日取り上げられた議案は、多可町関連の様々な条例改正および補正予算で、いずれも全議案が賛成多数で可決されました。最も注目を集めたのが「多可町税条例の一部を改正する条例の制定について」で、令和6年度の税制改正に伴う条例整備が行われることとなりました。この改正は、公益信託制度の拡大を狙ったもので、「公益信託は内閣総理大臣及び知事が主管する」との説明があり、地元の公益信託活用を後押しするものです。
さらに「多可町農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例」も承認されました。この改正では、少子化による人口減少を背景に、排水処理施設の統廃合計画が示されており、地域の効率的な資源利用に寄与することが期待されます。議論では、「統合工事が進んでおり、7月末には完了する」との前向きな意見が共有されました。
また、議案第66号である「八千代コミュニティプラザ空調設備入替え工事の請負契約について」も承認されました。これにより、地域の施設整備が進むこととなります。工事は今後、町民の安全と快適な利用環境を確保する目的で進められることが強調されました。