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加東市議会、障害者文化芸術推進と医療体制を議論

加東市議会第116回定例会で、障害者文化芸術活動、医療体制改善などが議論され、多角的な施策展開が求められる。
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令和5年12月15日、加東市議会にて開催された第116回定例会では、障害者の文化芸術活動の推進、入浴料金改定、加東市民病院の医師確保、小児科の医療体制に関する質問が行われた。

まず、障害者による文化芸術活動の推進について、教育振興部長が市の取り組みについて説明した。法律に基づき地方公共団体が文化芸術活動を推進する責務を持つことに言及し、現在加東市では具体的な計画はないものの、障害者も含めた文化芸術活動を支援していく意向を示した。また、県内ではこの法律に基づく施策を独自に行っている自治体がなく、既存の文化振興計画に基づき活動を続ける考えを述べた。

次に、東条福祉センターとどろき荘の入浴料金改定に関する質疑では、最近の入浴者数が増えていることを受け、様々なサービス向上策が検討されていると報告された。健康福祉部長は、今後も顧客満足度を考えた上で、入浴料金の見直しを含む収支改善を計画する方針を強調した。

さらに、加東市民病院における医師確保の現状についても議論が交わされた。病院事業部事務局長が医師確保についての課題を述べ、働き方改革関連法の施行に対しても積極的に対応し、今後の改善策を考えていることを明かした。

最後に、小児科の通常医療体制についての質問では、常勤の小児科医が退職し、現在は週2日の診療体制となっていることが指摘された。病院事業部事務局長は、医師不足の現状を説明し、一層の小児科医師の確保に向けた努力を続けるとした。

この日は、各議員の質問を通じて市政が抱える様々な課題の解決に向けた意見が表明され、参加者は熱心に議論を行った。医療や福祉分野の充実が求められる中、加東市としての今後の取り組みが注目される。

議会開催日
議会名令和5年12月第116回加東市議会
議事録
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