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加東市議会、令和5年度補正予算を可決

令和6年加東市議会臨時会が開かれ、令和5年度一般会計補正予算が可決。約3,813万円の追加で支援を強化。
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令和6年1月16日、第117回加東市議会臨時会が開会した。

この臨時会では令和5年度一般会計補正予算の審議が中心となる。議長の高瀬俊介君は、出席議員が13名であることを確認し、議会の成立を宣言した。

開会にあたり、市長の岩根正君は挨拶を行い、年始からの自然災害に言及。特に能登半島地震や羽田空港の事故による災害に心を寄せた。市長は「兵庫県として関係機関と連携し支援を続ける」と述べた。また、給水車の派遣など具体的な支援活動についても言及した。

次に教育長の藤原哲史君が、大谷翔平選手からの贈り物について報告した。大谷選手は、各小学校に野球グローブを寄贈し、子供たちに夢を与えたいとのメッセージを伝えた。この取り組みに対して、場内から拍手が起きた。

議案審議に先立ち、会期は本日1日間と決定。次に諸般の報告が行われ、市からの説明が求められた。続いて第1号議案である補正予算の提案がなされた。副市長の小林勝成君は、補正予算の必要性を説明。物価高騰を受け、低所得の子育て世帯に対する支援を強化するための事業費が追加された。

具体的には、歳入歳出それぞれに3,813万5,000円が増額され、総額は273億7,427万円となる。特に民生費においては、価格高騰対策としての給付金が計上され、急を要する事業であると強調した。

質疑において、藤尾潔君は「マイナンバーを利用した迅速な支給が可能か」と質問。健康福祉部長の近澤孝則君は、QRコードを使った申請手続きの方針を示し、素早い支給を目指す姿勢を示した。また、減税に関する質問も出され、副市長が国と連携しつつ対応していく考えを示した。

最終的には、全議員が賛成し、令和5年度一般会計補正予算が可決された。議論の結びに、市長は議員や市民の協力に感謝を述べ、さらなる支援への意欲を示した。

今回の臨時会での対応は、被災者支援の一助となりそうだ。市は今後も必要な調整を進め、迅速な対応を求めていく方針を表明している。

議会開催日
議会名令和6年1月第117回加東市議会臨時会
議事録
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