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加東市議会、特別養護老人ホームと健康ポイント制度の主要課題を質疑

加東市議会で特別養護老人ホームの待機者や健康ポイント制度の導入、さらには不登校児童・生徒の健康診断問題について質疑が行われた。
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加東市の特別養護老人ホームの現状について、議会での質問が行われた。市内には社すみれ園、フロイデ滝野、伽の里の3つの特別養護老人ホームが存在し、各施設の定員や待機者状況が注目される。特に、社すみれ園では待機者が185人に上り、介護が必要な高齢者の年々増加が懸念される。

現在、加東市内の要介護3以上の方は653人で、そのうち特別養護老人ホームの待機者数は310人。市は実態把握や入所希望者の状況を基に支援を検討しているが、今後の介護施設をどう整備するかが問われている。なお、医療と介護の連携についても重要な課題となっているため、今後、しっかりとした対策が必要だと市長は強調した。

一方で、加東市では健康ポイント制度の導入についての質問があり、市民の健康増進を図るための取組が求められている。美味しい米を食べ、健康を意識することが進められてはいるが、全国的な取組に遅れが見られるとの声もあった。

不登校児童・生徒への対応も重要なテーマで、51人の不登校生のうち、10人が健康診断未受診という現状が浮き彫りにされた。加東市では、これら児童の健康状態を把握することが特に重要であるため、保護者との連携や支援を強化する方針を示した。

また、ごみ回収に関しても祝日による収集状況が話題に上がり、近隣市への参考にしつつ、加東市も効率的なシステムを維持し、住民生活を充実させる方法が期待される。市民とともに持続可能な環境づくりに努める姿勢が求められる。

議会開催日
議会名令和2年12月第95回加東市議会
議事録
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