令和3年第4回呉市議会が開催され、各議員から多岐にわたる一般質問が行われました。
岡崎源太朗議員は、カキいかだのリサイクルの現状を問題提起しました。約2000台のカキいかだが存在し、年間400台が更新されていますが、古いかきいかだの処分方法について改善の余地があると述べました。特に、別の地域では竹を燃料としてリサイクルする取り組みがあり、呉市もその事例を参考にリサイクルを進めるべきとの意見が飛び出しました。
続いて、藤本哲智議員が地球温暖化対策推進法に対する呉市のスタンスを問いました。環境部長は、呉市が2050年のカーボンニュートラルを目指す上で、温室効果ガスの排出量のゼロ化が必要であり、広報活動を通じて市民への理解を深める方針であると強調しました。また、フロン排出抑制法についても厳格に対応しているとのことです。
谷本誠一議員の質問では、新型コロナワクチンの接種被害についてが焦点となりました。市民の感染状況やワクチン接種後の健康被害について調査し、今後の対応を強化する意向を示しました。
さらに、沖田範彦議員からは、観光業における人材育成の重要性と、産業団地の必要性が指摘されました。市内の高校で観光学科を創設する提案があり、観光業の人材育成が求められています。また、株式会社ディスコの新工場建設計画にともない、土地の整備が求められていることも言及されました。
最後に、山上文恵議員は、教育現場の環境、特にタブレット使用に起因する近視の問題について問題提起し、子供たちへの注意喚起を促しました。また、スペシャルサポートルームの活用による不登校生徒の支援状況も評価されました。