令和4年10月11日、館林市議会第2回臨時会が開催された。
この会議では議長と副議長の選挙、常任委員の選任、監査委員の選任が主要な議題として上げられた。
議長には権田昌弘氏が選出され、副議長には渋谷理津子氏が選任された。
権田氏は当選挨拶で、議会にはさまざまな課題があることを指摘した。商業、工業、農業、医療、福祉、教育など、多方面での解決が求められると述べた。
また、議会の新メンバーである8名の新議員の当選も言及され、全体の3分の1が女性という先進的な議会が形成されたことを強調した。
次に、臨時会の会期は1日間と決定された。この間に各種選挙や選任が行われることになった。特に、監査委員の選任については多数の議員から即時に同意を得られ、その後も円滑に進行した。多田善洋市長は議案第51号についての説明を行い、遠藤重吉氏が監査委員に適任であるとし、議会の同意を求めた。
また、邑楽館林医療企業団や館林衛生施設組合、館林地区消防組合の議会議員の選挙も行われ、各選挙の方法は指名推選で進められた。最終的には、これらの選挙も滞りなく進行し、候補者が選出された。
会議が進む中、多田市長は現在の課題に触れ、特に新型コロナウイルス感染症、物価高騰、円安の影響について言及した。市民生活や経済活動が影響を受けている時代において、市民に寄り添った施策が求められていると訴えた。市長は、議会が進める各種の施策に対し、さらなる連携を期待した。