令和6年6月14日、みどり市の議会で重要な議題が取り上げられた。議員からは、地域住民の憩いの場である公園の整備状況や、それに付随する予算の使い方について懸念の声が上がった。
公園管理の現状やその整備について、都市建設部長は、定期的な維持管理が行われ、近隣住民からの要望や苦情も受けつつ対応を進めていると述べた。その一方で、使用中の遊具の劣化やトイレの環境、雑草対策が不十分であるとの指摘が寄せられ、それらの改善が急務であることが指摘された。
さらに、議員は公園が持つ役割についても言及し、地域の健康促進や世代を超えた交流を支える場としての重要性を訴えた。特に、お年寄りや子供が安心して遊ぶことができるスペースが必要であり、インクルーシブな遊具設置が求められた。今後、公園整備における市民の声を取り入れることが重要であると複数の議員が共通した意見を持っていた。
また、会議内では、競艇事業の収益についても話題になった。競艇事業の収益が期待される中で、それを公園整備や子育て支援にどのように活用していくかについて議論が交わされた。市長は、競艇収益をこども未来基金に組み込むことで、地域全体の未来に寄与する施策を進める意思を示した。競艇事業の収益増加が地域への具体的な還元となり、子供たちにとってより良い環境の整備につながることを期待される。