令和6年第3回定例大泉町議会が本日開かれた。
議会の重要議題の中には、令和5年度の一般会計繰越明許費に関する報告や、数つの条例改正の承認が含まれている。特に、町税や都市計画税、国民健康保険税に関わる条例改正が行われ、その背景には、法改正に伴う必要な対処がある。
村山俊明町長は、これらの条例変更について「市民への公平な税負担を実現するために必要である」と強調する。特に国民健康保険税に関しては、後期高齢者支援金分の限度額を23万円から24万円へ引き上げる提案がされており、これにより低所得者への支援が期待されている。
さらに、教育委員会の委員任命についても議論がなされた。町長は大塚美雪氏の再任を提案し、彼女の教育行政への貢献を称賛した。彼女は不登校支援の分野でも高い評価を受けている。
また、災害対応消防ポンプ自動車と高規格救急自動車の購入についても同時に進行中で、町長は「最新の装備を整え、町民の安全を守る」との姿勢を示した。
議案の採決結果は全て賛成多数で承認された。今後の課題として、さらなる住民サービスの充実と、財政面での健全性が挙げられている。次回の議会は、6月13日に一般質問が予定されており、住民からの声を直接反映する場となる予定である。