令和6年3月の定例会が開催され、みどり市の重要な議案が審議された。
主な議題には、国民健康保険税及び介護保険条例の改正が挙げられ、これに関する質疑が活発に行われた。石原 真理子議員は、特に国民健康保険税に関連する重要なデータについて質疑し、加入世帯数や税率を詳しく尋ねた。
市民部長の武井 和子氏は、国民健康保険の加入世帯数が6,517世帯、加入者数が1万2,294人であることを報告し、本市の1人当たり納付金額は県内12市の中で高い方から5番目に位置することを説明した。また、令和6年度の借入金残高の返済額は約4,100万円を見込んでいるとの見解も示された。
続いて、介護保険条例の改正に関する質疑が続き、石原議員は第1号及び第2号被保険者の人数を確認。保健福祉部長の関口 智子氏は、65歳以上の第1号被保険者が1万4,814人、40歳以上65歳未満の第2号被保険者が1万6,894人であると述べた。また、介護保険料については新型コロナウイルスの影響で、制限されていたため、前回の金額を維持する調整が行われたとのことだ。
議案の多くは所管委員会に付託されることで決定したが、特に国民健康保険と介護保険の重要性が再認識された。これにより、今後の市政運営より適切な対応が求められることになる。