令和2年11月27日に、館林市議会第1回臨時会が開催された。様々な議案が提出され、専決処分の承認を求める内容が中心となった。
この臨時会では、特に議案第56号の重要性が際立った。同議案は、館林市夜間急病診療所において外科の休日診療を行うための条例改正を求めるものである。市長の須藤和臣氏がこの条例改正の趣旨について説明し、市民の健康保持と増進を図るための取り組みであると強調した。
議案第57号では、本市職員の期末手当の支給月数の変更が提案され、その結果、令和2年12月期においては0.05月分の引下げが行われる。この改定についても曖昧な表現を修正したいとの申し入れが市長からあった。改定の背景には国家公務員と群馬県職員の給与改定があり、それに合わせた措置である。
議案第58号および第59号に関しては、特別職及び会計年度任用職員の給与や報酬に関する改正が行われる。これらの議案もいずれも重要であり、将来的な職員の処遇に影響を与えるものである。
市長の須藤氏は新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、医療機関に対するサポートが必要であると述べた。特に冬の時期には院内感染対策が重要であり、医師会との連携を通じて、市民の感染防止に取り組む意向を示した。