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館林市、様々な条例改正議案を可決

館林市が行った第1回定例会で、向井千秋記念子ども科学館の入館券改正や保育基準の見直しなどを可決。
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令和5年館林市議会第1回定例会が3月22日に開催された。会議では、館林市における様々な条例の改正案が審議され、特に向井千秋記念子ども科学館の利用促進に関わる条例改正が注目を集めている。

この改正により、科学館利用者向けに新たなプラネタリウム観覧券の導入が計画され、入館料が見直された。改正後は大人880円が800円に、団体でも700円から640円に引き下げられ、訪館の促進を図るとの期待が寄せられている。総務文教常任委員長の平井玲子氏は「セット料金により利用者が増えることを期待している」と語った。

また、議案第6号である「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準」も改正される。市民福祉常任委員長の柴田信氏は、子ども・子育て支援法の改正に適応する形で、保育の質を確保するための所要の改正が行われると説明した。特に、厚生労働大臣の権限が内閣総理大臣に移行することが大きな変化として強調されている。

さらに、放課後児童健全育成と家庭的保育事業についても、設備の安全基準や職員の配置基準の見直しが求められ、議会内で合意を得て可決される見込みである。これにより、児童の安全確保や職員の研修が義務化され、質の高い保育サービスの提供が求められる。

また、今回の会議では市民の生活に直結する国民健康保険の出産育児一時金の引き上げ案も可決され、現行の40万8,000円から48万8,000円に増額されることが期待されている。これにより、多くの家庭が、その恩恵を受けることができる見込みだ。

このように、多岐にわたる議案が提出され、それぞれ市民生活の質向上を目指したものである。市長の多田善洋氏は「今後も市民に寄り添った施策を進めてまいりたい」と強調し、議会の支持を受けて次年度の事業へとつなげていく方針を示した。

議会開催日
議会名令和5年3月館林市議会第1回定例会
議事録
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