館林市議会は、令和4年第4回定例会を開催し、会期を14日間と決定した。
12月2日の開会において、議長の権田昌弘氏が会期の決定を行った。
15日までの会期で進行されることが確認され、異議はなかった。
その後、会議録署名議員として池森のり子氏、柴田信氏、斉藤貢一氏を指名した。
「人権擁護委員の推薦について」議題において、市長多田善洋氏が新たに上山晴美氏を後任候補者として推薦した。
森田惠美子氏の任期が来る令和5年3月31日でこれに伴い、議会の意見も求める形で進められた。
また、同様に再推薦についても議論があり、文化的背景をもつ様々な地域活動が評価されている。
続いて、議案第52号と第53号の専決処分について説明された。
これらは、物価高騰に対する支援策として、約7億円の補正予算である。特に、低所得世帯向けの給付金支給の必要性が強調された。
「電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、給付金支給を行います」と市長は述べた。
質疑応答においては、篠木正明氏がクオカードと金券の選択理由について問い、迅速な対応を優先したための選定だったと説明された。
さらに、物価高騰対策の2件については全員賛成で承認された。
補正予算の発表後は、個人情報保護に関連する議案が続き、デジタル社会に対応すべく条例の整備が重要視された。
個人情報の取り扱いが改正され、審査会の新設等の動きも見られる。
すべての議案につき討論が行われ、採決が進められるなか、委員会の付託を省略する形で各議案の承認がなされ、議会が次回の本会議を12月5日と定め、散会した。