令和元年6月13日、館林市議会で行われた一般質問にて、学校給食やいじめ対策、また災害時の避難計画に関する重要な議論が展開された。特に学校給食の無償化政策については、市内の子どもたちの読書意欲を高める施策の一環としての意義が強調された。
この日は、図書館の活用や読書活動の推進が語られ、特に子どもたちを対象にした読書推進プログラムが紹介された。教育次長は、図書館の利用状況について報告し、小中学生の利用者数が減少傾向にある中で、持続的に読書活動を促進するための取り組みを進めていると述べた。
また、いじめに関する問題も取り上げられ、小学校および中学校でのいじめ認知について詳細が報告された。特に、いじめの種類として「冷やかしや悪口」が最も多く、この種の問題に対する取り組みの強化が求められている。
さらに、スマートフォンを利用したSNSの相談体制の導入が進む中で、当局は子どもたちに安全な環境を提供し、いじめ問題を未然に防ぐ方法を模索しているとのこと。教育長は、この新しい試みの検討を進め、地域と協力した包括的な支援体制を整える考えを示した。