令和2年3月6日、館林市議会において第1回定例会が開催された。
本会議では、副市長の選任に関する議案が中心に取り上げられた。
市長の須藤和臣氏は新たな副市長候補として小林滋由氏を提案。小林氏は邑楽郡内での社会活動を通じ、幅広い人脈と経営感覚を持つとの評価を受けている。
須藤市長は、小林氏が副市長として適任であると強調し、市政運営に新しい風を吹き込む存在であると述べた。一方で、9番の権田昌弘氏や11番の斉藤貢一氏からは、民間出身者を選任することへの不安感や、市民からの懸念に対する説明責任を問う声が相次いだ。
権田氏は、小林氏以外に選択肢があったのかと疑問を呈し、小林氏の市外在住に着目した意見を述べた。須藤市長は、当初10名ほどの候補者をリストアップし、熟考の上で小林氏を選んだと説明した。
斉藤氏は、小林氏が副市長に就任することで市民にどのような影響が出るか、また館林市の課題を正確に把握できるのかという懸念を示した。