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大泉町議会、基幹業務システム標準化と高齢者対策を議論

6月13日の大泉町議会では、基幹業務システムの標準化や高齢者対策に関する議論が交わされ、地域の安全と住民サービス向上への取り組みが求められた。
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令和6年第3回大泉町議会定例会が6月13日、町民体育館で開催された。議事は、一般質問を含む幾つかの議題に分かれて進行された。

最初の議題では、塚田義一議員が地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化について質問を行い、これに対し長谷川久仁子企画部長が、住民情報システムの標準準拠システムへの移行計画を進めていることを明らかにした。システム移行は令和7年5月に完了予定であるとのこと。

次に、経費削減についての質問に対しても長谷川部長は、標準化によって約3割の経費削減が見込まれると説明したが、現在のシステムとの比較やコストに関する課題が遺ると強調した。住民サービスの向上にも期待が寄せられ、標準化によって市民窓口の効率化が図られると述べた。

続いて、黒澤佳代子議員は誰でも利用しやすい公園づくりと学校教育の充実について質疑した。都市建設部長の横倉成才氏は、地域が集い、交流する場所として公園を活性化させる重要性を語った。また、インクルーシブ公園の必要性についても言及し、すべての子供たちが安心して遊ぶことができる環境の整備を検討する意向を示した。

さらに、山口将議員からは高齢者対策として孤独死防止策の強化が求められ、河内恵美健康福祉部長は、地域の見守り活動や訪問確認の重要性を説明した。孤立を防ぐための施策を強化する必要性が強調された。

最後に、堀本俊行住民経済部長が中小企業に対する物価高騰対策について答弁し、具体的にはプレミアム付き商品券の販売や電気ガス料金補助などの支援策を実施していると述べた。町長は、今後もこれらの支援を強化し、中小企業の経営を支えていく方針を示した。

会議の最後には、議案第32号として令和6年度一般会計補正予算が採決され、可決された。他にも、物価上昇に見合う年金改善を求める意見書を国へ送付する請願も継続審査が決定した。

議会開催日
議会名令和6年第3回大泉町議会定例会
議事録
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