令和2年11月26日、大泉町議会の臨時会が行われた。
議長の須田敏彦氏が開会を宣言し、14名の議員が出席した。
この臨時会では、議案の審議が中心となり、全ての議案が可決された。
特に、議案第62号の「大泉町職員の給与に関する条例」は、国家公務員の期末手当支給割合に準じ、引き下げられることが説明された。
村山俊明町長が提示した内容によると、本年度は期末手当が5月分引き下げられる。
さらに、議案第63号では特別職の職員についても同様の改正が行われ、期末手当の支給割合が調整されることが提案された。
議長はこの件に対して質疑を行い、質問はなく、即座に採決に移った。
結果、議案は全議員の賛成により可決された。
発議第6号については、議会議員の報酬改定が提案された。
青木満議員が説明し、先に可決された職員の給与改定に基づき、議員報酬も引き下げる必要があることを伝えた。
この提案も質疑が無く、賛成多数で可決されることになった。
村山町長は会議の最後に挨拶を行った。
古海線の開通によって町の交通が改善され、地域経済の活性化に繋がると説明した。
また、新型コロナウイルス感染症についても注意を促し、議員に感染予防をしっかりと行うよう求めた。
このように、本臨時会では重要な議案が多数可決され、議員たちは今後の町の発展に向けての取り組みを再確認した。