令和3年1月13日、大泉町議会の臨時会が開かれた。
本会議は、会議録署名議員の指名、会期の決定、そして情報端末の購入を議題に進められた。出席議員14名での開会となり、臨時会の運営が進行された。
初めに、議長の須田敏彦氏は会議録署名議員として中尾大助氏と澁木茂氏を指名した。次に、会期については本日1日とし、異議がなく決定。
続いて、議案第1号である財産(情報端末)の購入について、村山俊明町長が提案理由を説明した。教育部門のGIGAスクール構想に基づくもので、町内小中学校への配備を目的とする。購入予定台数は3,240台で、総額約1億1,558万円にのぼる。
村山町長は、入札に関して群馬県教育委員会に委任していることを明らかにし、具体的な入札の結果も示した。大澤慎哉教育部長が技術的な詳細を補足説明し、入札の参加者情報は非公開であることが伝えられた。
質疑は行われず、討論も「なし」とされ、議案は全会一致で可決された。本臨時会に付議された案件はこれにて議了。村山町長は閉会の挨拶を行い、現在のコロナウイルス感染拡大について言及した。
町長は、1月11日に2回目の緊急事態宣言が発出されたことを理由に、職員と共に感染対策に取り組んでいる現状を報告した。また、多様性尊重の重要性を認識しており、外国籍住民に対するさらなる配慮を求めた。健康を保ちながらの活動を呼び掛け、挨拶を締めくくると臨時会は閉会した。