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令和3年度大泉町一般会計予算を2.4%増で可決

令和3年第2回大泉町議会、一般会計予算を131億8200万円の規模で可決。新型コロナ対策も重要視。
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令和3年第2回大泉町議会定例会が、2021年3月18日に開催された。

本日の議題には、令和3年度の一般会計予算など多くの重要な議案が含まれている。議案第16号の一般会計予算は、町民に新たな夢と希望を与える内容と評価され、全員の賛成により可決された。

村山俊明町長は、令和3年度の一般会計予算の編成に際し、多くの困難に直面したことを述べた。「新型コロナウイルスの影響で大泉町は過去最大の財政調整基金を取崩し、11億600万円の不足が発生しました」と危機感を持って説明した。

一般会計の歳入・歳出はそれぞれ131億8200万円で、前年度比2.4%の増となった。町民福祉を維持しながらも新規事業を16件計上し、特に「消防ポンプ自動車の購入」に力を入れている。また、町長はコロナ禍におけるワクチン接種や新庁舎の建設についても言及した。

都丸裕史議員は児童館の運営委託料について質疑し、教育部長の大澤慎哉氏は、新型コロナの影響を踏まえた対策を強調した。具体的には、密を避けるための場所の確保や清掃、感染防止策が含まれる。特に学童保育時間を早める措置が取られることになり、町からの迅速な周知が必要とされている。

さらに、議案第17号から第21号までの特別会計予算も全て可決された。健康福祉部の笠松智広部長は国民健康保険予算について説明し、各特別会計の重要性を再確認した。また、会議規則の改正案も可決され、議員活動の環境整備が進められることとなった。

議会の締めくくりとして、村山町長と須田敏彦議長が挨拶。今後の選挙に向けて、町の発展に寄与するよう呼びかけた。議会は閉会し、全ての議案について無事議了された。

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議会名令和3年第2回大泉町議会定例会
議事録
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