令和2年3月3日、大泉町議会は定例会を開会し、重要な議案が審議された。
特に、大泉町情報公開・個人情報保護審査会の委員の委嘱に関する3つの議案が一括で提案された。
町長の村山俊明氏は、この審査会の委員が今月末で任期を迎えるため、適任者を選任したいと説明した。
提案された委員は、行政経験を豊富に持つ角田雅博氏、弁護士として法律の専門家である渡邉崇彦氏、教育関係者の井上千惠実氏であり、それぞれがその職務に適していると強調した。
これらの議案は全て可決され、審査会の円滑な運営が期待される。
また、財産として消防ポンプ自動車の購入に関する議案も提案された。
村山町長は、以前の消防ポンプ自動車が台風19号で損傷したため、新たに最新の装備を持つ消防ポンプ自動車を2,255万円で購入する必要があるとし、議会はこれに全会一致で賛成した。
さらに、大泉町印鑑条例の改正や放課後児童健全育成事業の関連法令の見直しも行い、住民福祉の向上を図る姿勢が示された。
今回の会議では、また、令和元年度の各特別会計の補正予算についても審議が行われ、特に国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療にかかる予算が話し合われた。
補正予算は、台風等の影響を考慮し、必要な支援を行うために策定された。