令和5年6月13日午前10時、大泉町議会の定例会が開かれた。議題には教育委員会や監査委員の任命など、多くの重要案件が取り上げられた。
最初に、教育委員会の教育長の任命が行われた。村山俊明町長は、柴崎誠一氏の後任に福田一男氏を任命する意向を示した。福田氏は、民間企業での経験を経て公立学校の校長を務め、教育行政に新しい風を吹き込むと期待されている。
次に、教育委員会の委員の任命についても議題に上った。村山町長によると、福田氏が辞職したことを受け、曽根昌信氏を後任として任命。同氏は、教育現場で長年活躍してきた経歴を持ち、地方スポーツ振興にも力を入れていることが評価された。
さらに、監査委員の選任議案でも青木満氏の選任が提案された。質疑も討論もなく全議案が満場一致で可決された。特に青木氏は、地域でも信頼が厚く適任とみなされている。
農業委員会の委員任命に関しては、最大7名の委員が一括提案され、それぞれの経歴が説明され、議会の支持を得て無事任命されることとなった。特に注目は、唯一の女性委員として選ばれた久保田雪江氏の選出である。
町税条例の改正や一般会計補正予算に関する議案も議論された。特に補正予算が1億2341万5000円の追加を伴うことから、物価高騰や教育資材費の増加に対応した施策が求められている。
議事の最後には、次回6月15日の一般質問の開催が告げられ、議会は散会した。本日も全体的にスムーズな進行がなされた印象だ。