令和5年7月20日、大泉町で臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
最初に、村山俊明町長が提案した議案第44号では、西小学校の老朽校舎の長寿命化改修工事が取り上げられた。町長は、改修工事によって安全面や機能面の改善を図ると説明し、工事請負契約の締結を提案した。詳細説明を担当した持田一也教育部長は、工事の概要や場所、工期について詳細に言及した。改修対象となる校舎は、設計後40年以上経過した校舎であり、5,033平方メートルの広さを持つ。
また、議案第45号においては、令和5年度一般会計における補正予算についても審議が行われた。村山町長は、本予算として1,424万4,000円の追加を提案し、主に帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を目的にしていると説明した。この接種は、免疫力低下やストレスにより急増している帯状疱疹の早急な対策として重要である。
議会では、両議案ともに質疑が行われたが、活発な議論の結果、いずれも全員賛成で可決された。これにより、改修工事が安心安全な学習環境の実現に向けて具体的に進展することが期待される。
村山町長は、臨時会の終了に際して、週末に開催される大泉まつりへの準備や、新任の福田一男教育長の就任について触れ、町民の協力を求めた。議会と執行部の懇親も重要であり、議員には健康に留意しつつ活動を続けるよう呼びかけた。最後に、すべての議事が終了し、臨時会は無事閉会した。