令和6年3月6日、大泉町議会の定例会が開催され、出席議員は全員の13名であった。議題には、一般質問があり、各議員が町の課題を取り上げた。特に、子育て支援に関する質疑が多く見られた。
まず、佐藤久芳議員は、民間人の活用に関しての質問を行った。彼は、地方自治体における民間ノウハウを活かすための企業人材派遣制度の重要性を強調し、町のデジタル化を進めるべきだと述べた。回答に対し、財務部長の堀本俊行氏は、ICTを活用し業務の効率化が図れることを説明した。
次に、山口将議員が東朋産業いずみの杜に関する質疑を行い、イベント開催や老朽化について言及した。その中で、住民経済部長の宮永和枝氏は、施設利用者の増加に伴う対応動向について述べ、さらにはイルミネーションの充実も目指すとした。
その後、都丸裕史議員が子育て支援について質問し、特に医療的ケア児の受け入れについての準備状況を尋ねた。教育部長の持田一也氏は、看護師の配置を検討しているとし、保育士の連携を強調した。都丸議員は、この支援が円滑に進むことを求めた。
また、災害対策についても議論がなされ、村山俊明町長は、防災・減災対策の実績を挙げて、今後の取組みについて明言した。特に、最新の防災協力や設備投資を計画中であり、町民の安全を最優先に取り組んでいると述べた。
これらの一般質問を通じて、大泉町の今後の子育て支援策や防災対策など具体的な施策が明らかになり、町民に向けた充実したサービス提供が期待されている。