令和2年8月11日、令和2年第3回臨時大泉町議会が開催された。
午前10時に開会し、全14名の議員が出席した。議長の須田敏彦氏が議事を進行し、議事日程に従って審議を行った。
最初に会議録署名議員の指名が行われ、堀越幸広議員と都丸裕史議員が選任された。続いて、会期の決定が行われ、本臨時会の会期が本日1日と定まった。
特に重要な議題である議案第40号 は、令和2年度大泉町一般会計補正予算(第3号)についてであった。村山俊明町長が提案理由を説明し、歳入歳出それぞれに2億9,214万円を追加し、総額を175億5,764万円とする旨を述べた。
この補正予算は、6月に成立した国の第2次補正予算を活用し、ウィズコロナを考慮した災害対策や地域経済活性化のための施策を実施するものである。
財務部長の堀本俊行氏が詳細な説明を行い、新型コロナウイルス感染症対応のための支出や、過誤納金の還付事業などについて言及した。
審議は迅速に進行し、質疑は行われなかったものの賛成者が全員起立する形で、原案が可決された。
議会終盤には村山町長が閉会の挨拶を行い、感染症対策の強化や経済支援についても言及した。
本議会では、町全体の厳しい状況を踏まえ、地域経済への支援を今後も検討していく必要性が強く印象づけられた。