令和3年第2回大泉町議会定例会は、3月2日に開会した。
本日では、数多くの議案の審議が行われたが、特に注目されるのは、大泉町環境基本条例の新設や福祉医療給付制度の改正についてである。これに関して、村山俊明町長が提案理由を述べ、「持続可能な社会を実現するため、環境保全に関する施策を包括的に推進する旨の必要性を強調した」と報道されている。
議案第2号である大泉町環境基本条例は、将来の世代へ良好な環境を継承するための基本理念が掲げられ、町民の意識向上を促す内容が含まれている。都市建設部長の久保田治男氏は具体的な内容について説明し、環境審議会の設置や基本計画の策定も進める方向が示された。
また、議案第3号の福祉医療費支給の改正では、重度障害者を対象に所得制限を設けることが提案された。石川肇住民経済部長は国民健康保険法の改正に基づき、この見直しが制度の持続可能性に寄与することを説明した。改正が進むことで、福祉制度がより適切な支援を提供できることを目指しているという。
議案第4号では国民健康保険制度の改正が行われ、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた経済状況の変化に対応するための必要な改正が示された。再度、村山町長が新型コロナウイルスの影響から町民を守るため、様々な施策を推進する方針を述べた。