令和元年第2回大泉町議会臨時会が、5月15日に開かれた。議会は時代の変化に応じた改正条例の数々や新たな議長の選出などを取り扱った。
最初に議事日程が確認され、14名の議員が出席して会議が行われた。議長の青木満議員が、議会の設立を宣言後、会期の決定がされ、今回の臨時会は本日1日のみであることが決まった。
日程第三から第五の承認案件では、町税条例等の改正についての承認が求められた。町長の村山俊明氏が、「地方税法等の改正に伴い、税条例の一部を改正する必要があった。この際、専決処分として進めさせていただいた」と説明した。特に住宅借入金特別控除の改正や固定資産税に関する変化が挙げられた。
議案第23号についても、地方税法の改正が背景にあることが指摘され、ふるさと納税制度の寄附金税額控除に関する新基準が設けられた。詳細な提案説明を受けた後、質疑に移った。
その後、承認案件は全て賛成多数で可決され、議長の辞職願いについても異議なく承諾された。議長選挙では須田敏彦氏が新たな議長として選任された。賀政を含む町議会の重要な役職の入れ替わりが無事に完了した。
続いて副議長選挙も行われ、これにより山口将議員が副議長に選ばれた。これで新たに構成された議会運営委員会の機能が果たされることになる。委員会の構成により、議会の業務が一層円滑に進行されることが期待されている。
最終段階として、邑楽館林医療事務組合議会議員やその他の議会議員の選挙も行われ、全ての議題に対して円滑に承認が下された。村山町長からは「議会、執行部一丸となって住民福祉の向上に努めていきたい」との挨拶があり、さらなる町の発展への願いが示された。会議は午後5時45分に閉会を迎えた。