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みどり市、令和4年度予算を審議、公共インフラ整備に注力

みどり市議会で令和4年度予算案が審議され、公共事業への予算確保が強調される。特産品開発や地域資源活用施策も含まれる。
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令和4年3月3日に開催されたみどり市議会第1回定例会では、令和4年度の予算が審議された。

提案された議案は14件に上り、具体的には一般会計や特別会計に関する予算案が含まれている。特に注目されたのは、公共事業に関連する議案であり、市長の須藤昭男氏が施政方針を述べる中で、道路や治水対策などのインフラ整備に重点を置いていることを明言した。

市長は、「道路・治水プログラムを策定し、群馬県内の市町村では初の試みとなる」と強調した。具体的には、公共事業への予算確保に努め、実行計画を作成する方針だ。その中で、市の歳入の重要な柱としてふるさと納税の充実も挙げられ、"地域の特色を活かした商品開発を進める"とした。予算の中には、地域資源を活用した特産品の開発や観光地化に向けた施策も盛り込まれており、観光誘致を図る意向も示された。

また、議案のひとつには、公共施設の整備に関するものがあり、特に「多機能型・複合施設の整備」を重視している。このことについて市長は、地域資源を活かした魅力的な施設を整備することで市民サービスの向上を狙っていると述べた。

質疑では、松井篤議員が「市の道路整備計画に職員や予算の確保をどのように進めるか」と尋ねた。これに対し、市長は「専門職の採用やスキルアップを図り、持続的に進める」と回答した。また、上岡克己議員からは、地域の特性を活かしたまちづくりに対する意見も上がり、市長は「都市計画マスタープランを令和4年度末までに策定する」と高いねらいを語った。

施政方針が広がる中、市民生活に密接する公共インフラの充実が次年度以降に向け、具体的に実現することが期待される。会議では、23年度からの新小学校の給食方式や、全体の教育環境整備についても質疑が行われ、今後の教育政策の行方が注目される。

議会開催日
議会名令和4年3月定例会(第1回)
議事録
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