令和5年9月13日、みどり市議会は第3回定例会を開催し、多くの重要な案件について審議が行われた。特に決算認定や補正予算に関する議題が注目を集めた。今回の会議では、請願第1号の取下げが承認された。請願者が提出した取下申出書に基づき、総務文教常任委員会でも了承された。また、100%賛成で認定が決定される議案が続いた。これには、令和4年度の一般会計歳入歳出決算、太陽光発電事業の特別会計、国民健康保険に関する様々な特別会計が含まれている。
認定第1号では、令和4年度の一般会計歳入歳出決算が報告された。この決算では、各部門の収入や支出が円滑に行われていることが示唆された。議長の杉山英行氏は、質疑がないことを確認し、すぐに質疑を打ち切った。次に進んだ認定第2号から認定第14号までの議案についても、同様に質疑が行われず、順調に進行した。
特に、補正予算に関しては、令和5年度の一般会計補正予算(第4号)や、特別会計補正予算が提示され、各委員から支持を受けて全て可決された。椎名祐司議員は、みどり市が使用済みの紙おむつ保管用ごみ箱購購入補助事業について発言し、関口智子保健福祉部長がその過程を説明した。この取り組みは保護者や保育士の負担軽減を目的としている。
また、道路認定についての質疑も行われた。石原真理子議員からは市道認定に関する過去の問題点について質問があり、都市建設部長の深澤隆之氏がその背景を説明した。昭和53年に寄附を受けた道路が未認定であった理由や今後の改善策についても言及された。
議会は活発で、質疑は全体を通じて円滑であったため、提出された全ての議案は賛成多数で可決される運びとなった。また、次回の議会は9月28日午前9時30分より再開されることが告げられた。これらの議事を経て、休会に至ることとなった。この定例会は、地域の重要な開発や福祉に関する問題を議論した重要な場となった。