令和5年5月15日、みどり市議会第1回臨時会が開催され、重要な議題が多く取り上げられた。
本会議では、選挙後初の議会が行われ、新しい議長として杉山英行議員が選出された。議長は「議会の活性化や市民満足の向上に向けて努力する」との姿勢を示した。
副議長には宮﨑武議員が選ばれ、議会運営委員や常任委員の選任も円滑に進行された。議会の構成を整える中で、議員たちは新たな体制の確立を急いでいる。
さらには、専決処分による税条例の改正も重要議題の一つであった。市民部長・武井和子氏が説明した内容によると、電気自動車の取得時に税率軽減を延長する特例措置を盛り込む必要があり、実施が決まった。議員たちも迅速な進行に協力し、この政策に賛同した。
また、国民健康保険税条例の改正に関しても、より中間所得層の負担軽減を目的とした改正が報告され、議会は責任をもって審議に臨む姿勢を見せた。特に、後期高齢者支援金に関する課税限度額の引き上げが注目されている。
この日の議事日程では、さらなる補正予算や工事請負契約の締結についても取り上げられ、みどり市の公共施設や子育て支援が改善される見込みだ。特に、児童への生活支援給付金支給事業として約6,302万円を増額し、質の高い福祉サービスを目指す方針が示された。
最後に、新たな議会広報特別委員会の設置提案も受け入れられ、議会の透明性や広報活動の強化策についても議論が進められた。議会は市民との連携を図り、情報発信を積極的に行う体制を整えることに合意した。
本臨時会の開催をもって、みどり市議会は新たな一歩を踏み出し、地域に密着した政策推進を図る姿勢を強調した。