みどり市議会の定例会が令和4年6月8日に開催され、各議員が市民の生活や地域の発展に関する様々な問題について質疑を行った。
初めに、宮崎武議員がコロナ禍の影響について言及し、動物愛護の現状に関する質問を行った。市民部長の武井和子氏は、動物の虐待や遺棄防止に取り組んでいることを説明し、保護された犬や猫の現状説明を行った。さらに、特に殺処分ゼロに向けて県と連携していることを強調した。
次に、教育現場における安全対策についての質疑があり、特に通学路の安全確保について議論が交わされた。教育長の保志守氏は、学校の通学路点検を継続していく方針を述べた。また、夏休みを利用した安全対策の講じ方や、地域との連携を強化する考えを示した。市民からは学校の通学路に対する具体的な要望もあり、問題解決の迅速な対応が求められた。
さらに、下水道普及率の現状では、都市建設部長の正田昌之氏が、現在の状況と整備に向けた目標を明言。平成30年度からの取組や、長期にわたる計画が上がりました。また、生活道路の整備の必要性や、市民からの陳情に基づく迅速な対応についても語られた。市民からの声に応える形で、地域の安全、安心を守る取り組みが強調された。
議論は、みどり市の市民農園についても展開され、市民農園の活用方法や、農業体験活動の連携についての確認もなされた。市民からの利用状況に関する不安も寄せられ、積極的な利用促進策の必要性についての指摘があった。
また、インクルーシブ教育の実施について、保志守教育長からインクルーシブ教育の取り組み状況がや教育環境の整備状況について説明があり、専門性のある教員を重要視している方針が示された。なお、教育現場における心のケアの重要性も指摘され、スクールカウンセラーとの連携による児童生徒へのサポート体制が講じられていることが報告された。
最後に、須藤市長が交通安全対策について、市道、生活道路の整備促進が地域の安全を確保する上でいかに重要であるかを述べ、市民の安全を守る姿勢を強調。一方的に道路を管理するのではなく、地元の希望をしっかり受け止めた上での対策実施の方針が述べられた。