令和3年9月7日、みどり市議会は定例会を開催し、多岐にわたる議題が取り上げられた。特に、がん患者への支援策として、丹羽あゆみ議員は、がんの死因別ランキングでの影響や検診受診率の重要性を訴え、市が進める対策の見直しを求めた。
発言の中で、丹羽議員は、本市におけるがん患者数と死亡者数の統計に言及した。この中で「市民の健康維持のため、早期発見のための検診啓発が極めて重要である」と強調した。これを受けて、保健福祉部長の髙橋健夫氏は、がん患者数や死亡者数を前年度から比較して説明し、現状の課題や今後の対策についても述べた。
また、丹羽議員が言及した市民啓発については、健康プランの中でがんが軽視されているとの指摘があり、今後の改善が期待される姿勢が引き出された。
一方、一般質問には、防災意識のさらなる向上についても挙げられた。住民の安全を確保するため、地域の危険箇所において、市民の方々が一体となって行動することの重要性が再確認された。これまで通り、関係機関との連携を強化していく必要性が求められた。
次に、通学路の安全対策についても議論された。特に、合同点検を実施した際の報告がなされ、具体的な改善策が議会で話し合われた。安全対策は今後も継続して行う必要があり、地域住民との協力が大切であるとの見解が示された。