令和5年みどり市議会第3回定例会が9月28日に開催された。
この会議では多くの議案が提出され、令和4年度の決算認定についてが重要な議題とされた。特に、一般会計歳入歳出決算は221億3,611万9,136円で、前年から12.1%の減少が見られた。反対討論では、石原真理子議員が子育て支援に剰余金を活用すべきだと主張した。他にも、国民健康保険の収入減少や医療保険制度についての懸念が示され、議論は交わされた。
また、議案第56号の名誉市民条例については、公共の福祉に貢献した者に称号を贈るためのもので、審査報告の中で慎重な姿勢が求められた。その後、まず一般会計決算が賛成多数で認定され、以降の認定についてもすべて原案のとおり賛成される流れとなった。特に、認定第6号と第7号では、後期高齢者医療と介護保険制度について議論が活発に行われた。
議案第72号では、競艇事業特別会計補正予算が提案され、ボートレース場のパーク化が市民に親しまれる施策として位置づけられた。反対意見も出されたが、最終的には賛成多数で可決された。
このほか、請願第2号では健康保険証の廃止についての意見書が提案されたが、今後の国の動向を見極めるため継続審査が決定された。全体を通して、市民福祉向上のための議論が展開され、各議案が円滑に進行された様子が伺えた。