令和3年9月28日、みどり市議会は重要な議題が取り上げられた第3回定例会を開いた。
この日は、令和2年度に関する一般会計歳入歳出決算や、特別会計など全14議案が提出され、審議が行われた。
決算特別委員会の髙草木良江委員長が報告を行い、全議案を原案通り認定すべきと提言した。決算の詳細に関して発言した常見詔子議員は、令和2年度の一般会計歳入決算286億630万円と報告し、特に市民税の調定額が前年度から減少した点を指摘した。
また、特に市民からの税金の効果的な使用を求める意見が相次ぎ、福祉医療事業に関しても影響の出ていることが強調された。特定の議案に対しては賛成・反対両方の意見が寄せられ、特に市民の意見を反映させるべきという意見が強く展開された。
さらに、請願として提出された「核兵器禁止条約の批准を求める意見書」については、核兵器廃絶を訴える声が大きく挙がり、請願も多くの支持を受けて通過した。議会は非核の立場を明確に示すべく、国に対して強く呼びかける意向を表明した。
最後に、市民福祉部長は令和3年度一般会計補正予算について、コロナ対策としての新たな施策を紹介した。今後の市の支援策や条例の整備が重要であるとの声もあった。議会は市民とともに透明で効率的な運営を目指していく姿勢を見せた。