令和元年11月28日にみどり市議会第4回定例会が開催された。
この会議は、18名の議員及び市長をはじめとする幹部職員が出席した中で行われ、様々な重要議案が審議に付された。まず、須藤昭男市長が挨拶し、年末年始に向けた交通安全を呼びかけた。特に、交通死亡事故への懸念を示し、市民の安全を守る必要性について言及した。
議事日程では、人権擁護委員候補者の推薦についての諮問が行われた。淡々と進行する中で市長は、任期満了に伴う推薦候補者について、特に地域での信望が厚い’浅野淳子氏、’福島貞則氏、’山越敏雄氏の3名を提案した。新たに提案された濁川充氏と伊井俊明氏は、それぞれ教育に関わった経歴を持ち、地域の人権活動にも積極的に関与している。
また、会計年度任用職員の給与に関する条例が議題に上がり、議員からの質疑も活発であった。特に、常見詔子議員からは給与改定や手当について詳細が求められ、総務部長の小池秀樹氏は具体的な数字を示しながら回答した。今回の改定により、月例給の平均改定率が0.1%引き上げられることが明らかとなった。他にも、再任用職員の給与については例外があったことに対する質問もあった。
施行に伴う関係条例の整備についても議論が交わされ、具体的な改正内容について市長が説明した。特に、公共事業や市道に関する条例改正が市民生活にどのような影響を与えるかが議論された。
議会は、議事を終えた後、予定通り休会を決定した。今後の会議にも大きな影響を及ぼす可能性のある様々な案件が扱われていることから、慎重な議論が求められる状況である。