桐生市議会で公民館及び観光整備に関する質疑応答

令和元年第２回定例会の一般質問では、市民がより安心して利用できる公民館の充実についてさまざまな意見が交わされた。特に西公民館では、冷水器の撤去後に涼をとる手段が失われたことから、多くの市民が安全面で不安を感じている。これに対し、市は冷水器の設置を再考するのは難しいとの答弁を示したが、他の対策として、飲料水の供給を行う施設を用意する必要があると指摘した。また、菱公民館における卓球台の老朽化についても取り上げられた。市は利用者の利用状況を調査し、必要に応じて更新を行う意向を表明している。これに加えて、吾妻公園での自然環境を活用した観光資源の充実も話題に上がり、特に山紫水明な地としての特性を強化するべく、公園の整備が求められている。これに関して市は、利用しやすい園路に改善し、池の手入れや水飲み場の設置などを含めることを検討している。さらに、観光客の利便性を高めるため、キャッシュレス環境や無料ワイファイの整備も進める必要があると多くの議員から意見が寄せられた。