令和5年5月18日、桐生市議会第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、議長と副議長の選挙が重要な議題となった。議長選では、人見武男議員が当選した。開票の結果、投票総数22票のうち有効投票は18票で、うち人見議員が16票を獲得したと報告された。
新たに議長に就任した人見議員は、「市民のための議会をつくっていく」と述べた。この発言には、市政への強い責任が滲んでいた。次に行われた副議長選では、山之内肇議員が満場一致で当選した。選挙結果は、投票総数22票中、山之内議員が全ての票を獲得したことが確認された。
また、市長の荒木恵司氏が挨拶し、「市勢発展のために努める」と強調した。新たに選出された議員に対し、市民の信頼に応えるべく努力するよう期待を寄せた。市長は自身の2期目の任期に入ったことも踏まえ、市民福祉の向上を図りたいと抱負を述べた。
議会ではその後、仮議席の指定や会議録署名議員の指名も行われ、会期は2日間と定められた。この会議では、常任委員や議会運営委員の選任も行われ、議会の新体制が整った。
この臨時会は、今後の桐生市政への重要な一歩を章じ、議会の円滑な運営を期待させる結果となった。議員たちは協力し合い、地域振興や市民生活の質向上に取り組む意義を再確認したといえる。