6月15日、令和3年第3回定例会が開かれた。注目の議題は、令和3年度土岐市一般会計補正予算、土岐市税条例改正、そして国民健康保険条例改正などである。特に国民健康保険について、長引くコロナ禍により市民の生活は苦境にあり、支援策が求められている。
議会では、土岐市は高齢化が進行し、今後も支援が必要な世帯が増える見込みであると説明され、その中で特に保険料の負担軽減の措置が必要との声が上がった。田中邦衛氏の追悼イベントも検討されており、市としての文化的な取り組みが期待されている。
また、放課後教室の運営時間についても課題が指摘された。他の市では19時まで延長している事例があり、保護者の働きやすい環境づくりが求められている。土岐市では現在18時までの運営であるが、利用者のニーズに応じた延長が検討されている。市長は、状況に応じた柔軟な対応が必要と考えている。
さらに、国民健康保険の保険料についても、税負担の軽減策が議題に上がった。市民の生活が苦しい中、国保料の上昇を抑えた対応が必要であるとし、今後の戦略が求められている。