令和6年5月13日、多治見市の臨時会（第2回）が開催され、重要な議題が取り上げられた。
特に、常任委員の選任や議会運営委員の選任が進められました。議長の柴田雅也氏は、常任委員に選任された議員名を発表し、異議なしと認め、選任の決議を行った。これにより、葉狩拓也氏らが総務常任委員、亀井芳樹氏らが経済建設常任委員にそれぞれ選ばれたことが伝えられた。
続いて、東濃西部広域行政事務組合議会議員の選挙が行われ、成田康弘氏と三輪寿子氏が選任された。議長は、指名推選の方法で進めたことを説明し、選挙結果についても同様に異議なしが確認された。今後の行政協力が期待される。
また、多治見市監査委員の選任も行われ、林美行氏が議員から選ばれた。市長の高木貴行氏は、この提案について説明し、議会の同意を求めた。この選任は、地方自治法に基づくものであり、重要な位置づけがなされる。
さらに、個人番号の利用等に関する条例の改正についても討議された。三輪寿子氏は個人情報漏えいの問題を指摘し、具体的な内容とその危険性について質疑を行った。市民健康部長の伊藤香代氏は、個人番号制度の運用についての説明を行い、これらの課題に関して市民の安心を保障するための取り組みを強調した。
令和6年度の多治見市一般会計補正予算に関する議題も採決され、スムーズな進行が確認された。全体として、会議は活発な質疑応答があり、市の行財政運営に対する市民の期待と懸念が明らかにされた。議会はこの後、閉会中の継続審査及び調査の申し出についても議決し、次の段階へと進んだ。