令和3年第2回土岐市議会臨時会が開会し、重要な議案が提案された。
議会ではまず、会議録署名議員の指名が行われ、和田悦子氏と北谷峰二氏が選ばれた。他にも、会期は本日一日間と決定された。
続いて、令和3年度土岐市一般会計補正予算についての説明があった。
市長の加藤淳司氏は、賠償金や新型コロナウイルス感染防止のための対策について言及した。「集団食中毒事件に係る補償金を計上し、さらに市民の命を守る施策を進める」と強調した。
その補正予算は、歳入歳出ともに3,527万円が追加される予定である。
また、専決処分に関する議案も報告され、議第29号の専決処分は新型コロナウイルス感染症の影響による市税減額などが含まれ、歳入歳出に1億846万円の追加が求められている。
一方で、税条例の改正案も審議される。市民が提出する扶養親族申告書に関する規定が見直され、電子提出に際する承認手続きが廃止される旨が説明された。
また、議長辞職に関する件では、山田正和氏が辞職願を提出し、無事に承認された。その後、次期議長選びが行われ、副議長である水野哲男氏が選出されるに至った。
今回の議会運営には、今後の議会改革に向けた特別委員の選任も含まれ、より効果的な議会運営を目指すことが期待される。議会では12名の常任委員及び特別委員の選任作業も行われた。
閉会後、市長は「アフターコロナの社会に向けて新たな施策を講じていく」と述べ、議会との連携を深める方針を説明した。市民生活の安全と安心感を一層もたらすため、さらなる支援と協力が求められている。