令和5年第2回土岐市議会臨時会が5月8日に開会した。
この臨時会では、重要な人事案件や議会の運営に関わる多くの議題が審議された。
特に、新議長として西尾隆久君が選任されたことが注目を集めた。
議長選挙では、出席議員18名の中から西尾君が14票を獲得し、議長に就任した。
他候補の小栗恒雄君は4票に留まった。
新意欲を持つ西尾君は、当選のご挨拶で議会運営に全力を尽くす意志を示し、一体感の重要性を強調した。
また、副議長に後藤正樹君が選任され、安定した議会運営の体制が整った。
更に、議席の指定や賛同の元に設置された常任委員、議会運営委員の選任が行われた。
常任委員には西尾君を含む多様な議員が選出され、議会運営のさらなる充実が期待される。
議会は、この臨時会において土地の処分に関する議案や監査委員、若干の専決処分についても報告を受け、承認を得た。
土地の処分については、土岐市泉町の市有地が市場価格を元に適正に売却されることになった。
また、新型コロナウイルス感染症に関する特殊勤務手当の廃止が報告され、市長の所信表明の場も設けられた。
加藤淳司市長は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に変更されたことを受け、引き続き感染症対策に努める考えを示した。
このように、議会は新体制で運営を開始し、市民に対してより良いサービスの提供を目指し全員で取り組むことを確認した。